日常的に使っているもので、こんな怖い目に会うとは思いませんでした。
2歳の息子と駅で登りのエスカレーターに乗ったとき、2つ前の段にいたおばあさんが後ろ手にキャリーバックを持っていたんだけど、ストッパー部分がエスカレーターに引っ掛かって、おばあさんがバランスを崩してそのまま倒れてきた。とっさに僕が支えて周りの人も助けてくれておばあさんも僕も息子も無事
— パパッパ (@papappa_pappar) 2018年1月8日
エスカレーターに乗る前にちらっとおばあさんのキャリーバックを見て嫌な予感したんだけど、ホントに倒れてくるとは思ってなくて、ビックリしてしまい、支えたのはいいけど声がでなくて、すぐに周囲に助けは求められなかった。キャリーバックと僕に挟まれた息子の泣き声で、周囲が気づいてくれた。
— パパッパ (@papappa_pappar) 2018年1月8日
一段あけて乗ったのが不幸中の幸いで、もっと空いてたら、おばあさんは少なくとも頭を打ってたし、息子もケガをしたかもしれない。なんにせよ、誰にもケガがなくてよかった。こういうのは紙一重だねえ。
— パパッパ (@papappa_pappar) 2018年1月8日
概要はTwitterで書いたとおり。とにかく、誰にもケガがなくってよかったです。このブログでは、どうしておばあさんが転落したのかと、なぜ声を出して助けをすぐに呼べなかったのかについて補足しようと思います。
おばあさんが転落した理由を補足すると…
前にいたおばあさんは左手に杖、右手にキャリーバッグを持っていました。キャリーバッグはスーツケースのような四角いものではなく、横から見ると三角形になるようなバッグでコロコロは2個ついているタイプ。表側にはステンレスのストッパーがついていました。このストッパーがエスカレーターの角に引っかかって、おばあさんはバランスを崩したのです。
また、左手に杖を持っていたので、手すりにつかまることができなかったのも容易にバランスを崩した原因だと思います。さらに、杖を使うくらいのおばあさんですから、とっさに体を動かしてバランスをとるのも難しかったのではないかと。
立ったときとほぼ同じ姿勢できたので、僕の目からすると「落ちてきた!」という表現が一番しっくりくる感じです。まるで彫像が落ちてきたかのようでした。
なぜ、大声で助けが呼べなかったのか?
Twitterでも書いたように、おばあさんがキャリーバッグを後ろ手に持った時点で嫌な予感はしていましたが、想定していたのはせいぜいキャリーバッグがおばあさんの手から離れるくらいで、まさかおばあさん本人が落ちてくるとまではすぐに思わなかったんです。
とっさにおばあさんを支えたものの、エスカレーターは意外に急こう配。すぐに押し返すことができませんでした。さらに僕の股の間には2歳の息子がいるので、そこから物理的に足を踏み出すことができないのです。
このときになって「周囲に助けを!」と思ったのですが、本当にびっくりして余裕がないときには人間は声を出すことができないものなんですね。
キャリーバッグに押された息子が泣き声をあげると、それがさらに自分にとってあせりを生んで、かえって何もできませんでした。でも、息子が泣いてくれたおかげで周囲の人が気づいてくれ、結果的に事なきを得ました。息子グッジョブ!
場合によっては損害賠償を請求するケースも…
今回は双方ともにケガがなく、とくに連絡先を交換するとかもしなかったのですが、僕や息子がケガをした場合、おばあさんに損害賠償を請求することもあり得ました。
https://legalus.jp/others/general/qa-4321
そんなことにならないで、本当によかったです。
今回の教訓
- エスカレーターに乗るときは、前の人の状態をよく見ておく
- キャリーバッグを持っている人の後ろには並ばないようにする
- 何かが起こったときには、大声で助けを求める
2歳5カ月にもなると、エスカレーターなんて日常的に乗るし、僕自身すっかり慣れていましたけど、こういうなんでもないところに危険が潜んでいるものなんですね。
あらためて、日々ケガ無く大きな病気もなく子どもを育てることの難しさと、それを続けていくことの価値の高さを感じた一件でした。
これを教訓に、今後は何かあったらすぐに助けを呼べるように普段から大声を出せるように練習しておこうと思います。
みなさんも、とくに小さな子ども連れのパパママは注意してくださいね。